スターバックス、年内にNFTビジネス参入

スターバックス、年内にNFTビジネス参入

スターバックス(Starbucks)が、NFTビジネスを計画していることが分かった。スターバックス創業者のハワード・シュルツ(Howard Schultz)氏が4月4日にCEOとして復帰し、開催した自社イベント「Open Forum」で明かした。

シュルツ氏はイベントで「スターバックスは今年中にNFTビジネスに参入するつもりです」と語った。

またその背景として「デジタルNFTのプラットフォームやビジネスを作ろうとしている企業、ブランド、有名人、インフルエンサーと比較しても、スターバックスほど価値ある資産を持っている企業はないでしょう」とシュルツ氏は説明した。

NFTビジネスの詳細について説明はなかったが、今後週数間のうちに発表されるとのことだ。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

参考:スターバックス
images:iStocks/Wachiwit・sumkinna
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。