BABYMETAL、NFTスニーカー販売へ。1SECとコラボで

BABYMETALがNFTスニーカー販売へ

アーティストのBABYMETALが、NFTで発行されたバーチャルスニーカーを限定10足販売することが4月4日分かった。

このNFTスニーカーは、1SEC(ワンセック)が展開するデジタルファッションレーベル1BLOCKとのコラボレーションによるもの。

4月7日22時(日本時間)より大手NFTマーケットプレイスであるオープンシー(Opensea)にてオークション形式で販売されるという。なお開始価格は0.1ETH。オークションの終了は4月11日14時の予定となっている。

発表によるとこのNFTスニーカーは、BABYMETALが4月1日に発表したバーチャルワールド「METALVERSE(メタルバース)」 を舞台にしたプロジェクト「THE OTHER ONE」の世界観にリンクしたデザインとなるという。

またNFTスニーカーの購入者には、バーチャルワールドで着用可能なシューズやフィジカルのスニーカーもいずれかのタイミングで付与が予定されているとのことだ。

BABYMETALは昨年5月、自身初となるNFTトレーディングカードの販売を行い、わずか数分にて完売している。また昨年9月には第2弾NFTトレカの販売も行った。第1弾・第2弾ともにWAXのブロックチェーンを使用し、アメリカの特設サイトを通じて販売が行われたが、クレジットカードもしくは、PayPalで購入することが可能だった。

今回は現状クレジットカード決済未対応のオープンシーで販売が行われるため、購入にはイーサリアムが必要となる。

なお今回BABYMETALがコラボする1SECでは、昨年4月に日本初のNFTバーチャルスニーカー「AIR SMOKE 1」を発売し、5ETH(当時価格約140万円)で販売した実績を持つ。その後、雑誌「NYLON JAPAN」とコラボしたNFTバーチャルスニーカーのオークションやスニーカーショップ「atmos」とコラボしたNFTの販売も行っている。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。