メッシ、チリーズ「Socios .com」グローバルブランドアンバサダーに

メッシがチリーズ「Socios .com」のグローバルブランドアンバサダーに就任

サッカーアルゼンチン代表FWのリオネル・メッシ(Lionel Messi)選手が、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオス・ドットコム)」のグローバルブランドアンバサダーに就任することが3月29日分かった。契約期間は3年間となるようだ。

今回の契約によりメッシ選手は、グローバルブランドアンバサダーとしてファンに対し「Socios.com」のプロモーションを行うという。また「Socios.com」のブランドデビューキャンペーンを皮切りに、複数の教育・プロモーションキャンペーンに出演する予定とのことだ。

メッシ選手は今回の連携について『プロとして初めて試合に出たときから、ファンの皆さんの情熱が私の原動力となり、頑張ろうという気持ちにさせてくれました。ファンの応援は評価されてしかるべきです。彼らは、自分たちの好きなチームに影響を与える機会を得る資格があります。「 Socios.com」はファン体験を向上させ、ファンを「be more」にするために存在しています。世界中のファンのために、よりつながりの強い、実りある未来を創るという 「Socios.com」 のミッションに参加できることを誇りに思います』とコメントした。

メッシ選手が昨年8月にバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍し、その移籍金の一部を暗号資産(仮想通貨)で受け取っている。「Socios.com」でパリSGが発行したファントークン「$PSG」だ。 ​

「Socios.com」は運営元のチリーズ(Chiliz)が開発したブロックチェーン技術活用の、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

ファンはそのファントークンを購入することでクラブチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。この仕組みにより、チームとファンに新たなエンゲージメントを生み出すことが期待されている。

チリーズは欧州のプロサッカーリーグの多くのチームを中心に提携を行いファントークンを発行している。既にチリーズと提携したスポーツ組織は100を超えており、最近では欧州以外にもブラジルやコロンビア、ロシアなどのサッカークラブとも提携を行っている。また、サッカー以外にもNFL、NBA、NHL、F1チーム、eスポーツクラブ、総合格闘技団体のPFLとUFCとも提携しており、国・ジャンルを問わず展開を進めている。

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参考:Socios.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet・master1305

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。