150億円規模Web3ファンド「DAO5」、元ポリチェーンキャピタルのGPが立ち上げ

150億円規模のファンド「DAO5」立ち上げ

ポリチェーン・キャピタル(Polychain Capital)の元ゼネラルパートナーであるテキン・サリミ(Tekin Salimi)氏が、「DAO5」と呼ばれる1億2500万ドル(約150億円)規模のファンドを立ち上げたことが3月23日に分かった。サリミ氏がツイッターで明かした。

「DAO5」はブロックチェーンのレイヤー1インフラからプライバシー技術、NFTなどのアプリケーションに至るまで、暗号資産にまつわる幅広い分野におけるスタートアップ企業やプロジェクトに投資を行うとのこと。

また「DAO5」の諮問委員会にはアバランチ(Avalanche)プロトコルの創設者であるエミン・ガン・シアー(Emin Gün Sirer)氏、ルナ(Luna)プロトコル創設者であるドー・クォン(Do Kwon)氏、イェール大学のコンピューターサイエンスの教授ベン・フィッシュ(Ben Fisch)氏、およびムーンペイ(Moonpay)の創設者イヴァン・ソト・ライト(Ivan Soto Wright)氏などが参加している。

なお「DAO5」は将来的にファンドから自律分散型組織(DAO)へと変化することを目指しているとのこと。具体的には、投資を行う際にプロジェクトの創設者に対して「DAO5」のガバナンストークンを付与することで、ファンドの全額を投資し終えた後には、ファンドの投資チーム、諮問委員会、投資先企業の創業者から成るDAOとして機能するよう計画を立てているとのことだ。

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参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/eugenesergeev・shironosov

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部 一橋大学2年生 真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

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