メタマスクがアバランチ(AVAX)に対応、スワップ機能も追加

メタマスク、アバランチ対応でスワップ機能追加

Web3ウォレット(暗号資産ウォレット)のメタマスク(MetaMask)が、アバラボ(AVA Labs)開発のアバランチ(Avalanche)ブロックチェーンに対応したことが3月19日分かった。

今回メタマスクがアバランチに対応したことにより、直接アバランチチェーン上でスワップ機能を利用できるとのことだ。

アバランチは、2020年9月にメインネットをローンチしたレイヤー1(L1)ブロックチェーンで、DeFi(分散型金融)環境の構築やツール開発が行えるプラットフォーム。アバランチのサイトによると現在アバランチ上には182のプロダクトが存在している。

アバランチでは異なるデータ構造を採用する3つのブロックチェーンを持つマルチチェーンフレームワークを採用し、重要機能の役割を分担している。そのためContract Chain(C-Chain)、Platform Chain(P-Chain)、Exchange Chain(X-Chain)が存在している。なおAVAXはアバランチのネイティブトークンとなる。

なおメタマスクをアバランチネットワークに接続する方法は、チェーンリスト(Chainlist)の利用もしくはカスタムRPC(Remote Procedure Call)入力の2つの方法がある。

チェーンリストはユーザーが簡単にネットワークを追加できるサービスだ。またカスタムRPCはメタマスク内でネットワークを追加設定する方法だ。

編集部がメタマスクでアバランチネットワークを追加し、スワップできる銘柄を確認したところ、テザー:Tether(USDT)やユーエスディー・コイン:USD Coin(USDC)、テラ:Terra(LUNA:ルナ)、エイプコイン:ApeCoin(APE)、テラユーエスディー:TerraUSD(UST)など、現在29銘柄が対応しているようだ。

なおアバランチネットワークの追加は、メタマスク上部にあるネットワークの選択から「ネットワーク追加」をクリックし、表示される設定画面にて以下の入力をすることで追加可能となる。

Network Name: Avalanche C-Chain

New RPC URL: https://api.avax.network/ext/bc/C/rpc

ChainID: 0xa86a

Symbol: AVAX

Explorer: https://cchain.explorer.avax.network

https://twitter.com/MetaMask/status/1505175326955081732?s=20&t=Zw9vWyTCTeHgt8V9yH32Qg

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参考:Twitter
デザイン:一本寿和
images:iStocks/ustinroque

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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