ゴールドマンサックス、ギャラクシーデジタルのイーサリアムファンドを顧客へ仲介販売

ゴールドマンサックスがイーサリアムファンドを仲介販売

大手投資銀行のゴールドマンサックス(Goldman Sachs)が、暗号資産(仮想通貨)に興味を持つ顧客に対し、デジタル資産投資管理会社ギャラクシーデジタル(Galaxy Digital)のイーサリアムファンド「Galaxy Institutional Ethereum Fund」を販売していたことが、3月8日に米SEC(米証券取引委員会)に提出された文書で明らかになった。

その文書によると、「ゴールドマン・サックスは、発行会社に紹介された特定の顧客について紹介料を受け取る」と明記されており、ゴールドマンサックスがギャラクシーデジタルから仲介手数料を得ていたことが分かる。このファンドの最低投資額は25万ドル(約2900万円)となっており、これまでに28名の投資家に販売したとのことだ。

なおギャラクシーデジタルは昨年6月にゴールドマンサックスとの提携を発表しており、ゴールドマンサックスのビットコイン先物取引における流動性を提供している。

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参考:SEC
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部 一橋大学2年生 真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。