カイジのNFT販売へ、決済はディープコイン(DEP)で「JobTribes」とコラボ

『カイジ』のNFTがDEAのPlayMiningで販売へ

人気漫画『カイジ』のNFTが販売されることが分かった。グローバルでGameFiプラットフォーム事業を手がけるDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)運営のカードバトルゲームとのコラボによるものだ。

今回の『カイジ』NFTは、主人公伊藤開司をはじめ、5種類のキャラクターが描かれた限定カードとして販売されるとのこと。決済はすべて「PlayMining」上で使用される、NFTを購入するためのユーティリティトークン「ディープコイン:DEAPcoin(DEP:デップ)」となる。

レアリティ「LEGENDARY」の伊藤開司は、1種類を限定30枚でブラインドオークションにて販売。開始価格は300,000DEPで、即決価格は360,000DEPとなっている。なお本記事執筆時のDEP価格は約3.8円だ(ビットポイント調べ)。

またレアリティ「EPIC」の利根川幸雄・大槻班長・兵藤和尊はそれぞれ全1種100枚づつの限定品となる。これらはブラインドオークションにて販売開始価格1点50,000DEP、即決価格は60,000DEPとなっている。

そしてレアリティ「RARE」の黒服は全1種限定200枚、同じくブラインドオークションにて10,000DEPより販売開始となる。こちらの即決価格は12,000DEPとなる。

これら『カイジ』NFT販売は、DEAのNFTマーケットプレイス「NFT Marketplace by DEP」で3月9日13:00より行われる。

なお3月19日には、『カイジ』と「JobTribes」のコラボを記念した、優勝賞金100,000DEAPcoinの「カイジCUP」も開催されるとのことだ。

ディープコインは、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd. (DEA)が運営するGameFiプラットフォーム「PlayMining(プレイマイニング)」上で使用される、NFTを購入するためのユーティリティトークンだ。今年1月より国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイント(BITPOINT)でも取り扱いが開始した。

「PlayMining」は2020年5月26日にサービス開始しており、2022年1月現在で全世界100カ国、230万人を超えるユーザーを有しているとのこと。「PlayMining」ではカードバトルゲーム「JobTribes(ジョブトライブ)」や「Lucky Farmer(ラッキーファーマー)」、NFTマーケットプレイス「NFT Marketplace by DEP」などが提供されている。

またDEAは東証マザーズ上場企業の株式会社イオレ取締役会長を務める吉田直人氏と山田耕三氏が創業者兼CEOである企業だ。 また「JobTribes」のストーリー制作には、『神の雫』『金田一少年の事件簿』『サイコメトラーEIJI 』などの漫画作品で、亜樹直、安童夕馬、天樹征丸などの名前で活動する漫画原作者の樹林伸氏が参画している。

現在ディープコインは時価総額約163億円となっており、国内では前述のビットポイント、海外取引所ではビットトレックス(Bittrex)やホットビット(Hotbit)で取引が行われており、またユニスワップV3(Uniswap V3)やパンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)といった分散型取引所(DEX)でも取り扱いがある。 

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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