「TWOLAPS」がFiNANCiEでクラブトークン発行
ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE（フィナンシェ）」で、トラッククラブ（陸上競技団体）「TWOLAPS（ツーラップス）」のクラブトークン発行と販売開始が3月1日分かった。
「TWOLAPS」は2020年1月に発足した中長距離に特化したトラッククラブだ。トラッククラブ事業の他、イベント企画・運営事業やタイム計測事業なども行っている。「TWOLAPS」の代表は、2012年ロンドン五輪出場や日本選手権では6回の優勝経験を持つ元陸上競技選手の横田真人氏が務めている。
「TWOLAPS」が発行するクラブトークンは「TWOLAPSトークン」として販売される。またトークン販売により集めた資金は「魅せる陸上競技」を追求し、観客動員数1万人の大会をファンと一緒に創ることなどに利用されるとのこと。
「TWOLAPSトークン」の購入者は特典として、クラブ運営に携われる体験やクラブ発の投票企画・特典抽選への参加権や限定イベント・限定グッズの応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。
現在発表されている投票企画案として、「TWOLAPS公式グッズのデザイン案」や「TWOLAPS主催大会の演出案」、「TWOLAPS主催大会の開催地を決める投票」がある。
また現在発表されている抽選特典案として、「TWOLAPSファン感謝祭への招待」や「TWOLAPS MDCファイナル大会VIP席への招待」、「TWOLAPS公式グッズのプレゼント」などがある。
トークンの初回販売期間は3月1日13時から4月20日21時の予定となっている。
なお「TWOLAPSトークン」の販売は、10,000ptのものから1,000,000ptのものまで8パターンのメニューがあり、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。1,000,000ptのメニューでは、投票企画・抽選応募への参加に加え、TWOLAPS MDC打ち上げ参加権も得られるようだ。なおFiNANCiEポイント（pt）は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt＝1円で購入できる。
「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して「TWOLAPS」代表の横田真人氏より以下のコメントを得た。
「TWOLAPSは新しい陸上チームのあり方を模索し続けています。今回、フィナンシェを通して、TWOLAPSの一部を保有してもらい、TWOLAPSの未来、中距離の未来、陸上競技の未来、スポーツの未来を一緒に創ってくれる人を募集したいと思っています。一緒に新しい世界をつくりましょう！」
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