江戸川区サッカークラブ「TOKYO23FC」、FiNANCiEでクラブトークン発行

「TOKYO23FC」、クラブトークン発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、関東サッカーリーグ1部に所属する「TOKYO23FC」のクラブトークン発行と販売開始が2月28日分かった。

2003年に発足した「TOKYO23FC」は、現在、江戸川区陸上競技場をホームとし、Jリーグ参入を目標に活動しているサッカークラブだ。

「TOKYO23FC」が発行するクラブトークンは「TOKYO23FCトークン」として販売される。「TOKYO23FCトークン」は「TOKYO23FC」のアカデミーやスクール事業の拡大、地域貢献活動の継続、そしてJリーグ参入へ向けたチーム強化に利用されるとのこと。

「TOKYO23FCトークン」の購入者は特典として、クラブ運営に携われる体験やクラブ発の投票企画・特典抽選への参加権や限定イベント・限定グッズの応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている投票企画案として、「ユニフォームデザインを決める投票」や「年間MVP選手を決める投票」がある。また抽選特典案として、「支援者専用VIP席での観戦権」や「キックオフパーティー参加権」がある。

トークンの初回販売期間は2月28日18時から4月14日21時の予定となっている。

あたらしい経済編集部は今回の取り組みに関して「TOKYO23FC」代表の苫米地満博氏より以下のコメントを得た。

「このまちに TOKYO23FCがあって、よかった」 そう思ってもらえるように、地域にとってかけがえのない存在になるための活動をみなさまと継続していくために、この度トークンを発行します。

Jリーグ昇格にむけたチームとしての強化にも皆さまに参加していただき、一緒に23区初のJリーグチームを作っていきましょう。

関連ニュース

サッカークラブ「EBRISA藤沢」、FiNANCiEでクラブトークン発行 

サッカー選手育成機関「DV7 JAPAN」、FiNANCiEでトークン発行 

ビーチサッカークラブ「FC琉球BS」、FiNANCiEでクラブトークン発行 

サッカークラブ「SS伊豆」、FiNANCiEでクラブトークン発行 

J3所属カマタマーレ讃岐、FiNANCiEでクラブトークン発行

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

広告