サッカークラブ「EBRISA藤沢」、FiNANCiEでクラブトークン発行

「EBRISA藤沢」がFiNANCiEでクラブトークンを発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、サッカークラブ「EBRISA(エブリサ)藤沢」のクラブトークン発行と販売開始が2月24日分かった。

「EBRISA藤沢」は、神奈川県藤沢市をホームタウンに活動するプロサッカークラブだ。現在神奈川県社会人リーグ2部に所属している。同チームは2022年4月より、同じ藤沢市を拠点に活動する「藤沢ユナイテッド」と統合し、新たな体制で神奈川県社会人1部リーグ昇格を目指すとのこと。

「EBRISA藤沢」が発行するクラブトークンは「エブリサトークン」として販売される。販売売上は主に「EBRISA藤沢」のクラブ強化・運営費用に利用されるとのこと。

「エブリサトークン」の購入者は特典として、クラブ運営に携われる体験やクラブ発の投票企画・特典抽選への参加権や限定イベント・限定グッズの応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている抽選特典案として、「試合後の記念撮影(ホーム開催で有観客のみ)」や「各種グッズ抽選券」などがある。

トークンの初回販売期間は2月24日11時から3月31日21時の予定となっている。

なお「エブリサトークン」の販売は、20,000ptのものから500,000ptのものまで4パターンのメニューがあり、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。500,000ptのメニューでは、投票企画・抽選応募への参加に加え、エブリサ藤沢ユナイテッドオリジナルジャージも得られるようだ。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

あたらしい経済編集部は今回の取り組みに関して「エブリサ藤沢」代表の櫻井大輔より以下のコメントを得た。

『「エブリサ藤沢」は、4月から同じく藤沢市を拠点とする「藤沢ユナイテッド」と統合し、「エブリサ藤沢ユナイテッド」として再出発します。更なる飛躍に向けてチーム体制を強化していき、新たなチャレンジもしていきます。チームの立ち上げに向けて、クラブトークンを通じて、クラブの「成長」そのものを共有し、楽しみ、歩んでいただける方々と出会えることを楽しみにしております』

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この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

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