【取材追記】コインチェック、ファッションブランド「TOMO KOIZUMI」のNFTバーチャルドレス販売

コインチェック、「TOMO KOIZUMI」のバーチャルドレス販売

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」にて、ファッションブランド「TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)」のバーチャルドレスが販売されることが2月16日分かった。

コインチェックと「TOMO KOIZUMI」およびデジタルファッションハウス「Joyfa(ジョイファ)」は昨年8月、NFT事業において連携を開始したことを発表していた。

今回はその取組みの第1弾として、2019年のファーストコレクションルックをデジタル化した「Rainbow Egg Ruffle Cape(レインボーエッグ・ラッフルケープ)」1種類と、2021年のコレクションピースをリデザインした「Puffy Sleeve Ruffle Dress:Yellow・Green・Red・Pink・Blue(パフィースリーブ・ ラッフルワンピース)」5種類の計6種類が販売されるとのこと。「TOMO KOIZUMI」デザインのもと、「Joyfa」が制作を手がけたものとなる。

また購入者はデジタル上でこれらドレスを着用できるという。「Joyfa」のサイトを利用することで、デジタルファッションと写真に写る人を自動合成して、実際に着ているかの様に表現ができるとのことだ。

発表によると計6種類のバーチャルドレスは、2月24日14時より販売が開始される予定となっている。決済にはイーサリアム(ETH)が必要となる。また販売価格は2.5〜6ETHとなるようだ。「TOMO KOIZUMI」のバーチャルドレスの販売元は「株式会社ジョイファ」となっている。

なお発表には明確に記載がないのだが、各種類のバーチャルドレスはそれぞれ1点限定でオークション販売されると思われる。念の為コインチェックへ確認を取っている。返答が得られ次第この記事に追記させていただく予定だ。

「Coincheck NFT(β版)」は 昨年3月にローンチしたマーケットプレイス。現在は3Dボクセルアバター「The Meebits(ザ・ミービッツ)」やブロックチェーンゲーム「The Sandbox」の仮想空間上の土地であるLANDのNFT、国内発のブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」のNFT、SKE48のメンバーのトレカNFT、ブロックチェーンサッカーゲーム「Sorare(ソレア)」のデジタルカードNFTの販売が行なわれている。

以下2022.2.17 17:10追記

コインチェック担当者によると、各種類のバーチャルドレスはそれぞれ1点限定で6種類で計6点が販売されるとのこと。また販売方法については、固定価格による販売となっており、それぞれが2.5〜6ETHの範囲で値付けされるという。なお追記時点では価格の確定はしておらず、明日2月18日以降に正式な価格がそれぞれのバーチャルドレスに付けられるとのことだ。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。 

関連ニュース

コインチェック、ファッションブランド「TOMO KOIZUMI」らとNFT事業で連携

コインチェックNFT、「CryptoPunks」の新プロジェクト「Meebits」取り扱いへ

コインチェック、テレビ朝日子会社とNFT事業で連携

コインチェック、NFTサッカーゲーム「Sorare」と連携

参考:コインチェック

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された