GMOコインでメイカー(MKR)とダイ(DAI)上場、米ドルステーブルコイン取扱は国内初

GMOコインがMKRとDAI取り扱い開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、暗号資産メイカー(MKR)およびダイ(DAI)の取り扱いを開始したことが2月16日分かった。

「ダイ(DAI)」はイーサリアムベースのステーブルコインで、暗号資産を担保として米ドルにソフトペッグされている。そして「ダイ(DAI)」を発行するメーカーダオ(Maker DAO)のガバナンストークンが「メイカー(MKR)」だ。

GMOコインが新たに暗号資産上場を発表するのは、1月26日に取り扱い開始したカルダノ:Cardano(ADA:エイダ)以来となる。

なおDAIの取り扱いは先月1月にコインベスト(CoinBest)が上場を発表し、2月末より取り扱い開始としていたため、GMOコインが先行して国内初のDAI取り扱いとなった。またMKRについてはビットバンクに続き、国内2例目の取り扱いとなる。

発表によるとGMOコインがMKRとDAIを取り扱うサービスは、「販売所」と「つみたて暗号資産」になるとのこと。

なおMKRとDAIの送付については、2月16日16:30~2月17日12:00の期間は受付停止となるようだ。

今回の新規通貨取り扱いでGMOコインは、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)リップル(XRP)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、テゾス(XTZ)、クアンタム(QTUM)、エンジンコイン(ENJ)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、シンボル(XYM)、モナコイン(MONA)、カルダノ(ADA)にメイカー(MKR)およびダイ(DAI)が加わり、合計19銘柄を取り扱うことになった。

これにより国内最多17銘柄を取り扱っていたコインチェックの取り扱い数を超え、GMOコインが取り扱い暗号資産最多の取引所となった。

関連ニュース

GMOコイン、Cardano(ADA)上場へ。国内取り扱い3例目

【日本初】米ドルステーブルコイン「DAI」が上場へ、CoinBestで

【取材】国内初、ビットバンクにメイカー(MKR)上場

参考:GMOコイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された