バイナンス、公式ファントークン第4弾はF1チームのアルピーヌ

バイナンスでアルピーヌF1チームのファントークン発行へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、アルピーヌF1チーム(BWT Alpine F1 Team:旧ルノーF1チーム)の公式ファントークンを発行することが2月15日分かった。「バイナンスファントークンプラットフォーム(Binance Fan Token Platform)」によりトークンを発行するチームとして、初のF1チームとなった。

バイナンスは15日、アルピーヌF1チームとの提携を発表した。この提携により同チームの公式ファントークンを発行する他、アルピーヌのeスポーツチームのパートナーにもなるという。

アルピーヌF1チームファントークン(ALPINE)の発行にあたり、バイナンスのIEO(Initial Exchange Offering)プラットフォーム「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」が利用される。

なおALPINEはバイナンスの独自チェーンであるBNBチェーン(旧バイナンススマートチェーン:BSC)上に発行されるBEP-20規格のユーティリティトークンとなる。

発表によるとALPINEのトークンセールは2月16日0:00から2月21日0:00(UTC:世界協定時)までの5日間において、プラットフォームへユーザーがバイナンスコイン(BNB)を預けた比率にてALPINEが割り当てられる仕組みとなっている。最終的にALPINEが付与されるのは2月21日10:00になるとのこと。

また今回の提携を記念して、280,000ALPINEがエアドロップされるとのこと。対象者はアルピーヌF1チームのニュースレター購読者、BNB保有者、過去に「バイナンスファントークンプラットフォーム」で発行されたファントークン保有者となる。申し込みにはバイナンスのアカウントを取得する他、フォームへの必要事項記載、ツイッターフォローなどの条件があるとのことだ。

バイナンスは昨年10月よりファントークン事業に参入している。第1弾には伊セリエA加盟のサッカークラブであるSSラツィオ、第2弾はポルトガルプロサッカー1部リーグ「プリメイラリーガ」加盟のFCポルト、第3弾はブラジルプロサッカーリーグ「ブラジレイロ・セリエA」加盟のサントスFCのファントークンをそれぞれ発行している。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStock/jamesteohart

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。