仏ゲーム大手UBISOFT、「The Sandbox」と提携

UBISOFTが「The Sandbox」とパートナーを締結

仏大手ゲーム開発企業ユービーアイソフト(Ubisoft)が、NFTを活用したゲームプラットフォーム「The Sandbox (ザ・サンドボックス)」と戦略的パートナーシップを締結したことが2月8日分かった。

今回のパートナーシップにより、ユービーアイソフトのゲームIP(知的財産)の「ラビッツ(Rabbids)」が「The Sandbox」内で利用できるようになったとのことだ。

この他、ユービーアイソフトは「The Sandbox」のバーチャルな土地である「LAND(ランド)」を取得したとのことだ。

なお「The Sandbox」は香港に拠点を置くブロックチェーンゲーム開発やNFT分野への投資を行う企業のアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)の子会社だ。

「The Sandbox」では今回の「ラビッツ」の加入を含め、現在「ウォーキング・デッド(The Walking Dead)」、「スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)」、「アディダス(Adidas)」などを始めとした200個以上のIPとパートナーシップを結んでいる。

またユービーアイソフトは今月2月3日に分散型パブリックネットワークHBAR(ヘデラハッシュグラフ:Hedera Hashgraph)が設立した、HBAR財団とパートナーシップを締結している。

ユービーアイソフトはテゾス(Tezos)とも提携しており、昨年12月にはテゾスブロックチェーンを採用した、ユービーアイソフト初となるNFTマーケットプレイス「ユービーアイソフト・クォーツ(Ubisoft Quartz)」のベータ版をローンチしている。

また同社提供のウィンドウズPC版のゲームタイトル「ゴーストリコン:ブレイクポイント(Ghost Recon:Breakpoint)」では「ディジット(Digit)」と呼ばれるゲーム内アイテムをNFTとしてテゾスで発行している。

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参考: Animoca Brands
デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis・Дмитрий-Ларичев

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

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