Web3ブラウザ「Brave」のウォレット機能、アンドロイド版が提供開始

ビットフライヤーとBrave、暗号資産ウォレットのAndroid版を公開

昨年、日本国内で利用可能となったブレイブ(Brave)のデスクトップ版として提供されている暗号資産(仮想通貨)ウォレット機能のAndroid版が提供開始となったことが分かった。

このウォレット機能を提供する国内暗号資産取引所ビットフライヤー(bitFlyer)とWeb3ブラウザであるブレイブを提供するBrave Softwareの子会社でブロックチェーン関連業務を行うBrave Software International SEZCが2月9日発表した。

なおiOS版の提供については現状未定のままのようだ。

両社が提供している暗号資産ウォレット機能はデスクトップ版のみが昨年5月にリリースされた。この機能は、bitFlyerアカウントをBraveブラウザ上のBrave Rewardsに連携することでBraveブラウザ上で配信される広告を閲覧すると、翌月5日に報酬としてブレイブのネイティブトークンであるBAT(ベーシックアテンショントークン)がbitFlyerアカウントで受け取れるようになる。

またBraveブラウザを利用することで受け取ったBATは、bitFlyerで売却し日本円に換金できる。さらにbitFlyerの販売所で購入したBATをBraveブラウザ上でクリエイターに投げ銭できるようにもなる。

今回、以上の機能がAndroid版のブレイブへ追加された形となる。

なおビットフライヤーは今回のAndroid版の公開記念として、bitFlyerアカウントとBraveブラウザを連携しており、bitFlyerの販売所でいずれかの暗号資産を1万円以上5万円未満購入したユーザーを対象に、抽選で50名に1万円分の「BAT」をプレゼント、また5万円以上を購入したユーザーには、抽選で30名に5万円分の「BAT」をプレゼントするキャンペーンを開催するとのこと。

なお「BAT」の適用レートはプレゼント時のレートを適用するとのことだ。

キャンペーン期間は2月9日9時〜3月31日23時59分までとなっている。

関連ニュース

Web3ブラウザ「ブレイブ」、5,000万MAUを突破

Webブラウザ「ブレイブ」、ソラナと統合

Webブラウザ「ブレイブ」、プライバシー重視のビデオ会議機能「Brave Talk」提供

ビットフライヤーとBrave(ブレイブ)、日本でBATを使える暗号資産ウォレットの提供開始

ブレイブ日本本格始動か、日本のクリエイター向けにビットフライヤーとの連携サービス開始しBAT受取可能に

参考:Brave
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja Studio・Molnia

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。