ツイッター、NFTをプロフィール画像にする機能を一部ユーザーへ提供

ツイッター、NFTをプロフィール画像にする機能を一部ユーザーへ提供

ツイッター(Twitter)が、プロフィールアイコンをNFT画像に変更できる機能を一部ユーザーに提供開始したことを1月21日に発表した。

現在この機能を利用できるユーザーはツイッターの定額制サービス「Twitter Blue」の利用者のみとなっており、iOSアプリに限定されている。

ちなみに「Twitter Blue」とは、ユーザーがツイッターのプレミアム機能とアプリのカスタマイズ機能を、月単位のサブスクリプションで低額で利用できるサービスだ。米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのみに提供されており、日本では提供されていない。

発表によれば、ツイッターのプロフィール画像機能は、NFTマーケットプレイスオープンシー(OpenSea)のAPIで提供されているとのことだ。また対応するウォレットは、コインベースウォレット(Coinbase Wallet)、メタマスク(MetaMask)、レインボー(Rainbow)、アージェント(Argent)、トラスト(Trust)、レジャーライブ(Ledger Live)となっている。

ツイッターでNFTのプロフィール画像を設定するためには、アカウントに接続された暗号資産ウォレットにNFTを保有する必要がある。またツイッター上の暗号資産ウォレットで、NFTを取引したり購入したりすることはできないとのことだ。

なおNFTのプロフィール画像は六角形であることが特徴的だ。 ちなみにプロフィール写真のNFTを売却・譲渡した場合、プロフィール写真の六角形が丸に戻る仕様とのことだ。

プロフィール画像は所有していたNFTと同じままだが、所有権を示すNFTの情報が表示されなくなる。プロフィールのNFT画像の詳細に関しては「ViewNFT details」を選択すれば「NFTの所有者、NFTの説明、プロパティ、コントラクトアドレス」などが表示されるという。

ツイッターは昨年9月にユーザーのプロフィール画像に、そのユーザーが保有するNFTに紐づいた画像を、認証し表示する機能をテストしていた。さらに11月には、暗号資産やブロックチェーン技術の専門部門「ツイッター・クリプト(Twitter Crypto)」を立ち上げていた。

参考:Twitter
images:iStocks/Molnia
デザイン:一本寿和

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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