バイナンスコイン(BNB)が18度目のトークンバーン

BNBが18度目のトークンバーン

大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)が第18四半期(2021年10~12月)実施のトークンバーンにて約910億円に相当するBNB(バイナンスコイン)をバーン(焼却)したことを1月18日発表した。

発表によると今回バーンされたのは1,684,387.11BNBだ。前回のトークンバーンでは1,335,888BNBが焼却されており、今回のトークンバーンでは前回と比較して焼却数量と相当金額は上回った。

なお今回のトークンバーンより「BNB Auto-Burn」と呼ばれる焼却プログラムが採用されている。このプログラムはBNBの需要と供給が反映されたBNBの価格と、対象となる四半期のブロック生産数に応じて、焼却数量を計算する仕組みとなっている。

これまではバイナンスが四半期ごとに前四半期の取引高に応じてBNBを買い戻しバーンする仕組みだった。

なおBNBの発行上限数は2億BNBとなっており既に全数量が発行済みだ。バイナンスはBNBを定期的にバーンすることにより最終的にトークンの総数を1億BNBにするとしている。トークン価格の上昇に応じてBNB保有者とバイナンスが利益を得ることに繋がるという。

関連ニュース

バイナンスコイン(BNB)が17度目のトークンバーン

バイナンスコイン(BNB)が16度目のトークンバーン

バイナンスコイン(BNB)、トークンバーン金額が過去最大を更新

バイナンス(Binance)が過去最大金額でバイナンスコイン(BNB)のトークンバーン実施

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Trifonenko

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された