手塚治虫のデジタルアートNFT、「火の鳥」と「ブラック・ジャック」販売日決定

「火の鳥」と「ブラック・ジャック」のNFT、販売日決定

手塚プロダクションによる初の公式NFTプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」のシリーズ第2弾『火の鳥』及び第3弾『ブラック・ジャック』のデジタルアートNFT販売が、1月24日より開始することが分かった。

このプロジェクトでは手塚治虫の代表作品を題材に「モザイクアートNFT」と「ジェネレーティブアートNFT」の2形態で作品が展開されている。

第1弾では『鉄腕アトム』を題材に、昨年12月に作品が販売された。「ジェネレーティブアートNFT」では1点0.08ETH(約35,000円)の作品1,000点が販売開始からわずか1時間で完売。「モザイクアートNFT」はオークション販売にて、120ETH(約5300万円)で落札された。なお日本発のアートNFTの1点の落札価格としては過去最高額となっている。

今回の「ジェネレーティブアートNFT」は『火の鳥』が1月24日12:00から30日12:00までの期間にて、『ブラック・ジャック』は1月25日12:00から31日12:00までの期間にて各1,000点が0.08ETHで販売される。

また「モザイクアートNFT」は1月27日12:00 から29日12:00の48時間にて、開始価格10ETH(約374万円)でNFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)にてオークション販売が行われる。商品は『火の鳥』と『ブラック・ジャック』各1点となる。

手塚プロダクションは「モザイクアートNFT」と「ジェネレーティブアートNFT」の純売上各10%(合計20%)をユニセフなどの組織へ寄付するとしている。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:手塚プロ

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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