伊セリエA、チリーズ「Socios. com」と提携

Socios. comがイタリアプロサッカーリーグと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、新たにイタリアプロサッカーリーグ「セリエA」と提携することが1月11日分かった。

なおチリーズがプロサッカーリーグと提携するのは、昨年9月に提携を発表したスペインプロサッカーリーグ「ラ・リーガ(旧リーガ・エスパニョーラ)」に続き2例目となる。

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。それによりスポーツチームは資金調達でき、またファンはファントークンを購入することでチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。

発表によると今回の提携により「セリエA」のファンに新たなエンゲージメントの機会を提供していく予定と説明されているが、ファントークンの発行について等、今までのプロスポーツチームの提携との違いや詳細については触れられていない。

なおチリーズは、セリエA加盟クラブ全20チーム中、ASローマ・ユヴェントス・ACミラン・インテル・ボローニャ・ナポリの6チームと提携しており、「Socios.com」で公式ファントークンを発行している。

セリエAはチリーズとの提携の他にも、暗号資産(仮想通貨)取引所・決済サービスを提供するCrypto.com(クリプトドットコム)とのパートナーシップ契約の締結を昨年5月に発表している。

この提携は、5月に開催されたカップ戦「コッパ・イタリア」の決勝、アトランタ対ユベントスの試合のスポンサーとなっており、開催記念に公式トロフィーや試合のハイライトなどを含む特別なNFTコレクションを発行するものだった。

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参考:ソシオスドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/GOCMEN・master1305

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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