FTX、NFTマーケットプレイス「LooksRare(LOOKS)」上場

FTXにLOOKS上場

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXで、暗号資産ルックスレアー:LooksRare(LOOKS:ルックス)が上場したことが1月12日分かった。またDEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークン「PERP」との先物ペア取引も開始される予定だ。

FTXでの暗号資産上場は1月7日に取引開始したコンスティテューションダオ:ConstitutionDAO(PEOPLE:ピープル)に続くものとなる。

FTXでのLOOKSの取り扱いは1月11日の16:00(UTC:世界協定時)より開始されており、取引ペアはLOOKS/USDとなっている。

ルックスレアーとは

ルックスレアーは、コミュニティドリブンでマーケットプレイスを運営することを特徴としているプロジェクト。そして大手マーケットプレイスのオープンシー「OpenSea」のように、イーサリアムブロックチェーン上のすべてのNFTコレクションをインデックス化し取引できるプラットフォームとされており、1月10日より正式稼働している。

ルックスレアーは、「ヴァンパイア・アタック」と呼ばれる手法により、独自トークン「LOOKS」のエアドロップ(対象者への無償配布)をオープンシーのユーザーを対象に実施している。

「ヴァンパイア・アタック」とは、ユーザーの多いサービスのコピーを作成し、そのコピー元の実績をもとにトークンやインセインティブを提供しユーザーや流動性を吸い取ろうとする手法だ。

現在LOOKSは、フォビグローバル(Huobi Global)やゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3といった分散型取引所(DEX)で取り扱われている。

関連ニュース

NFTマーケットプレイス「LooksRare」稼働、OpenSeaへヴァンパイア・アタック

FTXにConstitutionDAO(PEOPLE)上場

FTXにOpenDAO(SOS)上場

FTX、ソラナ上のDEXアグリゲーター「プリズム(PRISM)」上場

FTX、メタバースのRealy Metaverse (REAL)上場

参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStock/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【9/6話題】テレグラムCEOが逮捕後初の声明、トランプが米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言など(音声ニュース)

テレグラムCEO、逮捕後初の声明発表。同社使命に同意できない国からは撤退の意志も、トランプ、米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言。イーロンマスクと共に米政府財務監査行う姿勢も、スイ(SUI)、機関投資家向け米ドルステーブルコイン「AUSD」利用可能に、モジュラーブロックチェーン「Elixir」、最終テストネット公開、EigenLayer、メジャーアップデート「アイゲンポッドアップグレード」導入、FlowがEVM対応開始、メタマスクでも利用可能に、TONブロックチェーン、総トランザクション数が10億件を突破、半数は3か月、Penpieで27Mドルの不正流出、Pendleは105Mドルの保護に成功

広告

暗号資産決済Mercuryoがマルチチェーンデビットカード提供開始、マスターカードと提携で

暗号資産(仮想通貨)決済プラットフォーム「マーキュリョ(Mercuryo)」が決済大手の米マスターカード(Mastercard)と提携し、ノンカストディアル型のウォレットから暗号資産を直接使えるマルチチェーンデビットカード「スペンド(Spend)」の提供開始を9月5日発表した