アニモカ、BSC、ポリゴンら、NFTデータアグリゲーターCryptoSlamへ約10億円出資

NFTデータアグリゲーターのクリプトスラムが約10億円資金調達

米クリプトスラム(CryptoSlam)が、シードラウンドで900万ドル(約10.4億円)を調達したことが1月5日分かった。

クリプトスラムは、イーサリアム(Ethereum)やソラナ(Solana)、フロー(Flow)、ポリゴン(Polygon)、ワックス(WAX)などのブロックチェーンからNFTデータを収集するアグリゲーターだ。昨年2021年には「NBA Top Shot」の取引をフロー上で追跡する最初のプラットフォームとして人気を集めた。

このシードラウンドは、香港拠点の大手ブロックチェーンゲーム開発企業アニモカ・ブランズ(Amimoca Brands)主導のもと、著名投資家のマーク・キューバン(Mark Cuban)氏やベンチャーキャピタルであるサウンド・ベンチャーズ(Sound Ventures)が参加した。

またその他には、オーケーイーエックスブロックドリームベンチャーズ(OKEx Blockdream Ventures)やバイナンススマートチェーン(Binance Smart Chain)、ポリゴン(Polygon)などが参加し、リンクトイン(LinkedIn)共同創業者のリード・ホフマン(Reid Hoffman)氏やジンガ(Zynga)創業者のマーク・ピンカス(Mark Pincus)氏、サンドボックス(The Sandbox)共同創業者のセバスチャン・ボルジェ(Sebastien Borget)氏など、他にも多くの著名創業者が投資に参加をしたとのことだ。

クリプトスラムは今回資金調達した目的について「積極的な雇用計画の支援、新規および既存のブロックチェーン向けクリプトスラムプラットフォームの開発拡大、エンタープライズNFTデータAPIのようなクリプトスラムブランドの様々な新製品の立ち上げ支援、 そして開発者がプラットフォーム上に構築することを可能にする予定」とリリースにて説明している。

なおクリプトスラムは昨年4月にも、今回のシードラウンドに参加したマーク・キューバン氏から資金調達を行っている。他にもアロミー(Aloomii Inc.)、トルーンテクノロジーズ(Troon Technologies)、ジオアズ(GeoAds LLC)から追加出資を受けている。

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参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。