アディダス初のNFTコレクション「Into The Metaverse」、売上総額26億円で完売

アディダス初のNFTコレクション「Into The Metaverse」、売上総額26億円に

大手スポーツファッションブランドのアディダス・オリジナルス(adidas Originals)が販売したブランド初となるNFTコレクションが12月18日に完売し、総売上が約26億円(5,924 ETH)になったことが分かった。

今回販売されたNFTコレクション「イントゥ・ザ・メタバース(Into The Metaverse)」はNFT関連の投資家であるジーマネー(Gmoney)氏やNFTマーケットプレイス「パンクス・コミックス(Punks Comics)」、人気NFT「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」とのコラボレーションによって制作された。

今回「イントゥ・ザ・メタバース」は、全30,000点のNFTのうち、29,620点が販売された。なお残り380個については今回販売されず、今後のイベントに使用される予定だ。

販売されたNFTは各0.2ETH(約8万円)の値がつけられたが、約24時間で完売している。

なお29,620点のうち20,000点が、12月17日13:00(米国東部時間)より先行販売され、残りの9,620点は同日18:00より一般販売された。

「イントゥ・ザ・メタバース」公式サイトによると今回販売されたNFTの保有者は、来年2022年にアディダスのトラックスーツやパーカーなどの物理商品がもらえるとのことだ。

アディダスと同じく大手スポーツブランドであるナイキ(NIKE)もNFTに関する動きを見せている。12月13日、ナイキはNFTファッションブランドのRTFKT(アーティファクト)を買収している。

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参考:アディダス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Skillerbayer・Дмитрий-Ларичев

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。