ビーチサッカークラブ「FC琉球BS」、FiNANCiEでクラブトークン発行

「FC琉球BS」クラブトークン発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、ビーチサッカークラブ「FC琉球BS」のクラブトークン発行と販売の開始が12月17日発表された。

「FC琉球BS」は、J2リーグFC琉球の提携クラブとして2020年に発足。ビーチサッカーを通じて、沖縄の地域貢献、観光業、活性化にも積極的に取り組んでいる。

今回FiNANCiE上で発行されるクラブトークンは「FC琉球BSトークン」として販売されるとのこと。販売売上は主に「FC琉球BS」のクラブ運営費と地域の活性化などに利用されるとのこと。

「FC琉球BSトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

現在発表されている投票企画案として、「FC琉球BS来季のキャプテンを決める投票」や「練習着のデザインを決める投票」、抽選特典案として「FC琉球BSの試合を、選手ベンチで観戦する権利」や「FC琉球BSの練習試合に参加、また選手と一緒に食事ができる権利」などがある。

トークンの初回販売期間は12月17日11時から2022年1月31日21時の予定だ。

なお販売額が10,000ptのものから500,000ptのものまで5パターンの販売メニューがあり、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。販売額500,000ptのメニューでは、投票企画・抽選応募への参加や初期サポーター記念コレクション005の提供が得られるようだ。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

あたらしい経済編集部は今回の取り組みに関して「FC琉球BS」より以下のコメントを得た。

『FC琉球ビーチサッカークラブは「地域密着型」、「関わってくださる方々と一緒に夢を叶える」をコンセプトとして運営しています。このクラブトークンの仕組みを活用し、たくさんの方に、沖縄の魅力や、ビーチサッカーの楽しさを知っていただきながら、皆様と共に、世界一のクラブを創り上げていきたいと思います』

関連ニュース

JFL所属プロサッカークラブ「FC大阪」、FiNANCiEでクラブトークン発行

兵庫県のサッカークラブ「FC SONHO川西」、FiNANCiEでクラブトークン発行

地域プロ野球リーグ「九州アジアプロ野球機構」、FiNANCiEでトークン発行

サッカークラブ「SS伊豆」、FiNANCiEでクラブトークン発行

プロダンスチーム「SEPTENI RAPTURES」がFiNANCiEでクラブトークン発行

参考:プレスリリース

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告