「FTX US」、NBA「ウォリアーズ」とパートナーシップ締結

「FTX US」、NBA「ウォリアーズ」とパートナーシップ締結

暗号資産取引所「FTX US」が、バスケNBAチームの「ゴールデンステート・ウォリアーズ(Golden State Warriors)」とパートナーシップを締結したことが12月14日に分かった。ウォリアーズにとって、FTXとのパートナーシップが、初の国際的なライツパートナーとなるようだ。

発表によれば、FTXがウォリアーズの公式NFTを作成する予定で、2022年初頭にFTXのNFTマーケットプレイスでリリースされるとのこと。

また今回のパートナーシップ締結の記念として、両者は教育の公平性に貢献する3つの非営利団体「セルフ・エスティーム(Self-eSTEM)、ミッションビット(Mission Bit)、テックブリッジ・ガールズ(Techbridge Girls)」にそれぞれ1BTC(約550万円)を贈呈するとのことだ。

FTX USのブレット・ハリソン( Brett Harrison)氏は、発表にて次のようにコメントしている。

「ステフィン・カリーとのパートナーシップを通じて、ウォリアーズの組織を紹介され、私たちのコアバリューと一致する団体と提携できることに興奮しています。そしてFTX USのNFTプラットフォームは、ウォリアーズの世界中のファンに対して、限定グッズにアクセスするための安全で確実な場を提供します」

ウォリアーズは今年4月にチームの6つのNBAチャンピオンリングと10枚の記念チケット半券を含むNFTをリリースした。さらにウォリアーズに所属している人気プレイヤーのステフィン・カリー(Stephen Curry)氏が「FTX」と長期的なパートナーシップ締結したことを9月8日発表した。

なおスポーツ業界との連携として、「FTX US」は3月にNBAチーム「マイアミ・ヒート(Miami Heat)」のアリーナ命名権を1億3500万ドル(約150億円)で確保した。また11月にケンタッキー大学の男子バスケットボールチーム「ワイルドキャッツ(Wildcats)」との提携を発表した。

そして11月にはエンゼルスの大谷翔平選手とFTXが長期契約を締結し、報酬は暗号資産と株式で支払われることが明らかになっている。

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参考:NBA
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Sergey-Khakimullin

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。