米ロレアル、NFTアート5作品を発表

米ロレアル、NFTアート5作品を発表

米ロレアル(L’Oréal Paris USA)が、口紅の新たなシリーズ「Reds of Worth by Colour Riche」のNFTアートを12月13日に発表した。

Amber Vittoria、Arina BB、Hueman、Lili Tae、Puksの5人の女性アーティストによる、5つのNFTが発行されている。なおこのNFTプロジェクトはスポーツエンタメ企業のUTAとのパートナーシップにより実施されるとのことだ。

発表によれば、このNFTシリーズは12月13日から15日まで、OpenSeaでオークション販売される。オークション開始価格は1,500ドルで、現在オークション開催中だ。

またNFTの一次売上はそれぞれのアーティストに配分され、二次市場での売上のうち最大1年間分の50%は、ロレアルパリの代表的な慈善活動である「Women of Worth」を支援するために寄付されるとのことだ。

米ロレアルのマーケティング担当上級副社長モード・ブランシュウィッグ(Maude Brunschwig)氏は次のようにコメントしている。

「このプログラムを通じてNFT分野における男女格差に注目し、この分野ですでに活躍している女性たちに光を当てるとともに、より多くの女性アーティストやバイヤーを惹きつけることができればと思います。エンパワーメントとインクルージョンに深くコミットしているブランドとして、女性を支援するというミッションを構築し、これらのアーティストに作品を発表するグローバルなプラットフォームを提供できることを誇りに思います」

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/AlexandrBognat・artacet

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。