アディダスがメタバース事業参入、人気NFT「BAYC」とコラボも

アディダス・オリジナルスがNFT活用でメタバース事業へ参入

大手スポーツファッションブランドのアディダス・オリジナルス(adidas Originals)がメタバース事業へ参入することが、公式ツイッターにて12月3日明かされた。

参入にあたり、NFT関連の投資家であるジーマネー(Gmoney)氏や、NFTマーケットプレイス「パンクス・コミックス(Punks Comics)」と連携するとのこと。

さらに人気NFT「BoredApeYachtClub(BAYC)」とのコラボレーションを行うようで、メタバース参入を発表したツイートの直前にアディダス・オリジナルスの公式アカウントのアイコンがコラボによるBoredApeに変更されている。

BAYCでは11月29日に先行して、アディダス・オリジナルスとのコラボのBoredApeを公式インスタグラムにて公開していたが、今回アディダス・オリジナルス側が正式に発表したことになる。

また発表のツイートには特設サイトへのリンクがあり、そのサイトでQRコードを読み取ると、紹介コンテンツが閲覧できる。

しかしサービス開始時期などの詳細については記載されておらず、BAYCとジーマネー氏、「パンクス・コミックス」についての紹介がされているのみだ。

アディダス・オリジナルスは11月25日にも、米ナスダック上場の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)との提携をツイッターにて発表しているが「コインベースと提携しました。おそらく何もないでしょう」というメッセージのみで、具体的なことは何も発表されていない。

またコインベース側も提携について握手の絵文字のリプライをしただけで、提携についての発表は行っていない。

今回のメタバース事業参入にコインベースとの提携が関係あるのかも不明だが、コインベースでは暗号資産での決済方法を提供する商取引プラットフォーム「Coinbase Commerce(コインベースコマース)」の提供をしている他、NFTマーケットプレイス「Coinbase NFT」を年内に開始するとしている。

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参考:adidas Originals
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Skillerbayer・Kateryna-Bereziuk

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。