フードデリバリーでビットコイン獲得、LolliとGrubhub提携

フードデリバリーでビットコイン獲得、LolliとGrubhub提携

ビットコインリワードサービス提供のロリー(Lolli)が、フードデリバリー企業グラブハブ(Grubhub)とのパートナーシップ契約の締結を12月1日に発表した。この提携によって、グラブハブのユーザーは注文するたびに無料でビットコインリワードを得られるようになるという。

ユーザーはロリーを使用することで、グラブハブでの最初の注文時に5ドル相当のビットコインを獲得でき、その後のすべての注文時に1ドル相当のビットコインを獲得できるようになるとのことだ。

ロリーのCEO兼共同設立者であるアレックス・アデルマン(Alex Adelman)氏は発表にて次のように述べている。

「ロリーの使命は、ビットコインをすべての人にとってより身近なものにすることであり、そのためにはビットコインを日常生活の一部にする必要があります。フードデリバリーは多くの人にとってすでに日常的なものになっていますが、このビットコインリワードによってビットコインを人々の日常の一部にしていきます。

グラブハブの注文ごとにユーザーにビットコインリワードを付与することは、ビットコインの普及にとって驚くべきマイルストーンであり、ビットコインを稼ぐことがこれまで以上に簡単で身近なものになります」

グラブハブのマーケティングディレクターのブリジット・スカンラン(Bridget Scanlan)氏は発表で次のようにコメントしている。

「グラブハブは、ロリーと提携しユーザーにさらなる価値を提供できることを嬉しく思います。私たちはPerkやGrubhub+などのリワードプログラムを持っていますが、常にお客様にとってより価値のあるものを提供したいと考えており、ロリーとのパートナーシップは私たちの取り組みをさらに強化するものです」

現在ロリーが提供するビットコインリワード機能は、Booking.com、eBayやLowesなど1,000以上ストアで利用可能だ。サービスの利用には「chrome ウェブストア」から拡張機能を追加する必要がある。

ちなみに以前は日本でも利用できていたが、現在は利用できなくなっている。

参考:ロリー(Lolli)
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LongQuattro・royyimzy・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された