ビットフライヤー、ビットコインが貯まるクレジットカード提供開始へ
暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するビットフライヤー(bitFlyer)が、日本初となるビットコインが貯まるクレジットカード「bitFlyer クレカ」の提供を開始することが12月1日に分かった。
「bitFlyer クレカ」の発行元は、新生銀行グループのアプラスだ。「bitFlyer クレカ」は利用額に応じてビットコインが自動的に貯まるサービスとなっている。また貯まったビットコインはbitFlyerで売却可能とのことだ。
「bitFlyer クレカ」は「bitFlyer Credit CardとbitFlyer Platinum Card」の2種類ある。そして2つの新規登録キャンペーンが12月1日から来年3月31日まで実施されるとのこと。
1つは期間中にbitFlyerクレカの申込が完了したユーザーのうち、先着6000名に500 円相当のビットコインプレゼントされるもの。
もう1つは期間中にbitFlyerクレカを利用したユーザーを対象にbitFlyer Credit Cardの場合はショッピング利用額の2.0%、bitFlyer Platinum Cardの場合はショッピング利用額の2.5%相当へ還元率をUPとなるキャンペーンだ。
bitFlyerの広報担当者へ取材
あたらしい経済編集部はbitFlyerの広報担当者へ取材を行なった。
−「bitFlyer クレカ」を提供する具体的な理由について教えていただけますでしょうか?
弊社は「ブロックチェーンで世界を簡単に。」というミッションのもと、ブロックチェーンがもたらす革新的な社会、新しい金融の実現に向けて邁進しています。
当社のメイン事業に暗号資産の取引所の運営があります。今回、このカードを出そうと考えたのは、昨今の暗号資産に対する興味関心の高まりをうけ、人々の日常的な行動である「消費」において、なにかビットコインとの接点を増やせないかと考えたためです。
消費に際しポイントやマイルがたまるのであれば、それがビットコインであってもよいのでは。既存顧客のロイヤリティ向上はもちろん、これを機会に、より多くの人にビットコインに触れていただきたいと考えています。
また、ビットコインに興味関心はあるけれどハードルは高いという方など、このカードを通じ、弊社の新規顧客の開拓も目指しています。
さらには、日本初のビットコインがたまるカードの提供により、競合他社との差別化も図りたいと意図しています。今後も、ビットコインファンの方々から、初心者まで、幅広い方に満足していただけるようなサービスを提供していきます。
既存のお客様により良いサービスを提供したいという思いと、あとはやはりポイントみたいな感覚でビットコインがたまる、というところで、ビットコインへのハードルをさげて新規を開拓したいということになります。
−デビッドカードではなくクレジットカードとして、サービス提供する理由を説明してもらえますでしょうか?
クレジットカードのほうが市場が大きいからということになります
参考:bitFlyer