米ヒップホップMCスヌープドッグ、2作目のNFTをオークション販売

スヌープ・ドッグ、2作目のNFTを出品

米国のヒップホップMC、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)が自身2作目となるNFT作品のオークション販売を開始した。

今回出品された「Decentral Eyes Dogg(ディセントラル・アイズ・ドッグ)」は、スヌープ・ドッグ自身のポートレートをコラージュし、アニメーション加工したデジタルアートをNFT化したものだ。またこの作品にはスヌープ・ドック自身の肉声によるメッセージが流されている。

なおこの作品はミックスメディアアーティストであるColdie(コールディ)氏とのコラボレーションにより制作されたものとのこと。

「Decentral Eyes Dogg」はNFTプラットフォームのスーパーレア (SuperRare)にて11月29日から12月3日までの期間にてオークション販売が実施されている。

記事執筆時点(12/1 16:30)での「Decentral Eyes Dogg」の最高入札額は169ETH(約9,000万円)となっており、既にスヌープ・ドッグが前回販売したNFT作品の落札額の10倍以上となっている。

スヌープ・ドッグは4月にリリースしたNFTコレクション「Nyan Dogg(ニャンドッグ)」が14.2 ETH(当時の価格で約33,000ドル:約350万円)で落札された。

なお1度目のNFTオークションは24時間限定で行われたが、今回のオークション期間は5日間となっている。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:Decentral Eyes Dogg
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Aleksei_Derin・artacet

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。