テレ朝、東映とロボットアニメのNFTトレカ販売へ
テレビ朝日およびテレビ朝日メディアプレックスが、東映ロボットアニメシリーズのNFTを12月16日より販売することが分かった。
テレ朝とメディアプレックスは11月30日、NFT事業へ本格参入することを発表。今回の取り組みは、その第1弾として行われるという。
今回NFTの販売所となるのは、国内NFT関連企業であるCryptoGames(クリプトゲームス)運営の「NFT Studio」だ。NFTの発行はLINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」上で行われるとのこと。
今回販売されるNFTは、東映のロボットアニメシリーズ6作品を使用したデジタルトレーディングカードとなっている。販売数は10パターンを各300パック、合計3,000パックが販売される。1パックにつきNFTトレカは5枚だ。販売価格については1パック3,850円(税込)となるとのこと。
なお参加作品については、「超電磁ロボ コン・バトラーV」、「超電磁マシーン ボルテスV」、「闘将ダイモス」、「宇宙大帝ゴッドシグマ」、「ビデオ戦士レザリオン」、「未来ロボダルタニアス」があげられている。
また発表によるとユーザーが購入したNFTは、LINEアカウントと紐づく「LINE BITMAX Wallet」で管理すると、そのNFTを「LINE BITMAX Wallet NFTマーケット β」上で売買する二次流通が可能になるとのことだ。
テレ朝とメディアプレックスはNFT事業本格参入にあたり、「テレビ番組およびそこから派生するコンテンツ(報道、スポーツ、アニメ、ドラマ、アート、料理、音楽など)の映像・静止画など、NFTに適したコンテンツを選定し、R&Dを繰り返しながら、NFTマーケットに求められるコンテンツを提供していくことを目指していきます」とリリースにて述べている。
なお今回のテレ朝がNFT販売にあたり採用した「NFT Studio」と「LINE Blockchain」を利用した形式は、11月25日より販売開始したメタバースプラットフォーム「ゼペット(ZEPETO)」のNFTでも採用されている。
この他にも「LINE Blockchain」を活用したNFTの事例としては、香取慎吾氏のチャリティプロジェクトや、スクエニ「資産性ミリオンアーサー」、アサヒ飲料のNFTトレカ、ふるさと納税の「ふるさとチョイス」などがあり、「LINE Blockchain」のユースケースが徐々に増えてきている印象だ。
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参考:テレビ朝日メディアプレックス
デザイン:一本寿和
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