マイクロストラテジー、2か月振りにビットコイン約4億ドル追加購入

マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入

企業としてビットコインの購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、新たにビットコイン7,002BTCを追加購入したことが11月29日分かった。

同社のビットコイン追加購入の発表は9月13日以来となる。

発表によると、今回同社は7,002BTCを4億1,440万ドル(約471億円)で購入したとのことだ。1BTCあたりの平均取得価格は5万9,187ドル(約672万円)となるとのこと。

また今回の追加購入により、マイクロストラテジーが保有するビットコインは合計で121,044BTCとなった。またこれらの合計購入価格は35億7,000万ドル(約4,058億円)で1BTCあたりの平均取得価格は2万9,534ドル(約335万円)とのことだ。

マイクロストラテジーは2020年8月より、米国上場企業としてはいち早くビットコインの購入を進めている企業だ。

購入資金回収の為に社債の発行も行っており、投資への積極的な姿勢も見られる。 同社のCEOであるマイケル・セイラ―(Michael Saylor)氏は以前にビットコインへの投資の経緯として「当初は公債の購入を予定していたが新型コロナウィルス感染症の影響で金融緩和が行われたことにより、マイクロストラテジーは他の投資先の検討を始めた。株式や不動産、貴金属など検討を行ったがビットコインと比較した際にはリターンは不十分であった」と説明をしている。

米国では昨年からテスラやスクエアもビットコインの購入を発表している。なお日本の上場企業でも、ネクソンやコロプラ、gumiが企業としてビットコインを保有していることがわかっている。

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参考:マイクロストラテジー
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vit_Mar・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。