米Arca、約35億円規模NFT特化ファンド立ち上げ

米Arca、約35億円規模NFT特化ファンド立ち上げ

資産運用会社のアーカ(Arca)がNFTに特化した約35億円(3,000万ドル)規模のファンドを立ち上げたことが、SEC(米国証券取引委員会)への申請書により11月24日に明らかになった。

ファンド名は「Arca NFT Fund」でファンドの形式はヘッジファンドで申請されている。

またこのファンドを率いるのはアーカのポートフォリオマネージャーであるサーシャ・フリーシュマン(Sasha Fleyshman)氏のようだ。

なお申請書類によれば、11月15日にファンドへの投資募集を開始して以来、すでに68の投資家から約13億円(1,140万ドル)を調達しているようだ。なお最低投資価格は約1,200万円(10万ドル)となっている。

なおアーカは10月に暗号資産関連ファンド「アーカエンデバーファンド(Arca Endeavor Fund)」を立ち上げ、約33億円を調達していた。このファンドはDeFi、ゲーム、Web3.0やNFTなどブロックチェーン技術に関する幅広い領域に投資を行うことを目的としている。

参考:SEC(米国証券取引委員会)
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother・artacet・peshkov

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。