米ペイパル、アプリに暗号資産オンライン決済機能追加

米ペイパル、アプリに暗号資産オンライン決済機能追加

米決済大手企業ペイパル(PayPal)提供のアプリに、暗号資産(仮想通貨)によるオンライン決済機能が追加されたことが11月19日分かった。なお米国居住者のユーザーのみを対象としている。

ペイパルでは昨年11月より米国で暗号資産の売買サービス提供を、その後今年3月には暗号資産による支払サービスを開始している。今回はペイパルが9月に提供開始した新たなオールインワンアプリに、暗号資産オンライン決済機能が導入されることになった。

同機能の利用方法としては、まずアプリにて税務関係のフォームに必要事項を記入する必要があるとのことだ。また決済をする際には追加料金は不要で、利用時のレートにて暗号資産を米ドルまたはその他通貨に変換するとのことだ。なお1ドル相当の金額から利用できるという。

現在ペイパルでは売買と決済において、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)に対応している。

ペイパルは米国の他、英国でも暗号資産売買サービスを今年8月より提供している。なお5月にはペイパルのブロックチェーン担当者であるホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ(Jose Fernandez da Ponte)氏が、暗号資産(仮想通貨)の入出金サービス提供の計画を明らかにしたが、現状でその続報はない。

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参考:ペイパル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Prykhodov・Molnia

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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