人気NFT「BoredApeYachtClub(BAYC)」から音楽レーベル誕生

人気NFT「BAYC」から音楽レーベル誕生

米グラミー賞受賞経験ある音楽プロデューサーのティンバランド(Timbaland)氏が、人気NFT「BoredApeYachtClub(BAYC)」をベースにした音楽レーベル「エイプ-イン・プロダクション(Ape-In Productions:AIP)」の立ち上げを11月13日発表した。

「BoredApeYachtClub」は米国を拠点とする企業ユガ・ラボ(Yuga Labs)が制作した、サルをキャラクターにしたNFTコレクションだ。

ティンバランドを含めて、NBA選手のステフィン・カリー(Stephen Curry)、米テレビ司会者のジミー・ファロン(Jimmy Fallon)などの有名人も「BoredApeYachtClub」のNFTを所有している。

なお9月にはサザビーズ(Sotheby’s)のオークションで、NFTコレクション「101BoredApeYachtClub」が約2440万ドル(約26億円)で落札された。

今回立ち上げれれたAIPは、メタバース・アプリケーションのための音楽やアニメーションを開発するエンタテインメントプラットフォームと企業であり、ティンバランド氏と一部の「BoredApeYachtClub」のNFT所有者が共同設立した音楽レーベル。

そしてAIPのヒップホップ・アクト「TheZoo」が、11月17日にデビュー曲「ApeSh!t」とNFTのコレクターズアイテムをリリースした。なおNFTは毎個0.25ETH、3000個限定で、執筆時点(11/17 15:00)で既に652個NFTが売れている。

またAIPはこれから制作スタジオの Bron Studiosと連携し、AIPのアニメーションシリーズやバーチャルコンサートを制作していく予定とのことだ。

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参考: Ape-In Productions
images:via REUTERS

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。