コインチェックNFT、「CryptoPunks」の新プロジェクト「Meebits」取り扱いへ

Coincheck NFTが「Meebits」取り扱いへ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」にて、メタバースやゲーム、VRで利用できる3Dボクセルアバター「The Meebits(ザ・ミービッツ)」の取扱いが新たに開始されることが11月2日分かった。

「The Meebits」は今年5月にクリスティーズで約18.5億円で落札されたことでも話題となったNFTアート「クリプトパンク(CryptoPunks)」を手掛けるラルバラボ(Larva Labs)の最新プロジェクトだ。その発行数は2万体と限られており、今回コインチェックではそのうちの6体を販売する。なお国内のNFTマーケットプレイスにおいて「The Meebits」取り扱いは初となるとのこと。

発表によると、「The Meebits」は11月16日12時頃より販売が開始される予定となっている。決済にはイーサリアム(ETH)が必要となる。また販売価格は5~7.5ETHとなるようだ。なお販売されるのは「Meebit #1419、 #3076、#4403、#7298、#19067、#19609」とのこと。

「Coincheck NFT(β版)」は 今年3月24日にローンチしたマーケットプレイス。現在はブロックチェーンゲーム「The Sandbox」の仮想空間上の土地であるLANDのNFTや、国内発のブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」のNFT、SKE48のメンバーのトレカNFT、ブロックチェーンサッカーゲーム「Sorare(ソレア)」のデジタルカードNFTの販売が行なわれている。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

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参考:コインチェック
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Kateryna-Bereziuk

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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