クラーケングローバル、KusamaパラチェーンのBifrost(BNC)上場へ

クラーケングローバル、BNC上場

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産バイフロスト:Bifrost(BNC)の上場を10月21日発表した。

今回の新規銘柄上場は、10月7日に発表されたファラ:Phala(PHA)以来となる。

リリースによるとBNCの取引開始は10月26日の15:30(協定世界時)からの予定だ。入金については既に可能となっている。

BNCの取引ペアはBNC-USD、BNC-EURとなっており、KrakenおよびKraken Terminal(Kraken Pro)にてサポートされる。 なお米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者については取引できないとのことだ。

バイフロストは、異なるブロックチェーンの相互運用(インターオペラビリティ)を目指すPolkadot(ポルカドット)の実験用ネットワークであるKusama(クサマ)のパラチェーンだ。パラチェーンとはポルカドットとクサマのエコシステムそれぞれにおいて稼働する個々のブロックチェーンのこと。

BNCの他にもクラーケンに上場しているクサマパラチェーンとして、日本発のパブリックブロックチェーンである紫電:Shiden(SDN)や、ムーンリバー:Moonriver(MOVR)、カルラ:Karura(KAR)、ファラ:Phala(PHA)がクラーケンに上場している。

なおバイフロストはクサマにおいてステーキングの流動性を提供する為に設計されているプロトコルであり、ネイティブトークンであるBNCは現在ゲート(Gate.io)とMEXCで取り扱われている。

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参考:クラーケングローバル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。