『竜とそばかすの姫』×アンリアレイジのNFT、11体計5000万円で落札。購入はNFT鳴門美術館

『竜とそばかすの姫』×アンリアレイジのNFT、計5,000万円で落札

現在劇場公開中のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』と、日本のファッションブランドANREALAGE(アンリアレイジ)のコラボレーションによって制作されたデジタルコレクションをNFT化した作品が、計5,000万円で落札されたことが10月13日分かった。

今回落札されたNFTは、10月2日に開催されたアンリアレイジ2022年春夏パリコレクション「DIMENSION」で発表されたデジタルルック18体のうち11体だ。この11体うち1体は『竜とそばかすの姫』劇中主人公の「BELLE(ベル)」がコレクションで着用したデジタルパッチワークのルックも含まれている。

今回これら11体の作品を落札したのは、今年11月よりNFTの販売、流通に特化した美術館として名称を変更するNFT鳴門美術館だ。

同美術館は「BELLE」着用のデジタルルックを 1,500万円で、残り10体を各350万円、計3,500万円で購入することに合意したようだ。

発表によるとこれらの落札された作品は、2022年春にNFT鳴門美術館にて公開される予定とのことだ。

なお未販売となった残りの7体のデジタルルックは、日本時間で10月17日18:00~10月24日20:00の期間にて、NFTのマーケットプレイスであるオープンシー(OpenSea)にてパブリックオークションが開催されるとのこと。

今回のNFTが落札されたプライベートセールは、問い合わせをした購入希望者と個別で価格交渉をするクローズドなオークションとなっていた。あたらしい経済編集部が詳細をアンリアレイジ広報担当者に確認をとったところ、販売システム等は利用せず運営側と購入希望者が直接会話をしてやり取りを行ったとのことだ。

関連ニュース

徳島県鳴門市で日本初のNFT美術館設立、マーケットプレイス提供も

【取材】『竜とそばかすの姫』×アンリアレイジのNFT販売、一部はプライベートセール

マンガで解説「NFTとは何?」〜ザ・テクノロジー 2030 より

スクエニ初のNFT「資産性ミリオンアーサー」発売へ、LINEブロックチェーン活用

セクシー女優三上悠亜NFTの詳細発表、最高落札者にはディナーデートも

参考:NFT鳴門美術館

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。