バイナンス、NFTマーケットプレイス「SuperRare」のトークン「RARE」上場へ

バイナンス、「SuperRare」のトークン「RARE」上場へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)に、暗号資産スーパーレア:SuperRare(RARE)が新たに上場することが10月11日分かった。

RAREは今年8月に発行された、人気のNFTマーケットプレイス「SuperRare」のガバナンストークン。RAREの保有者はSuperRareのプロトコルなどの変更案などに対して、賛否を投票する権利を保持できる。

「Binance.com」での暗号資産新規上場は10月7日に取引が開始したラディクル:Radicle (RAD:ラッド)以来となる。

発表によるとRAREは10月12日6:00(UTC:世界協定時)より取引が開始されるとのこと。取引ペアについてはRARE/BTC、RARE/BNB、 RARE/BUSD、およびRARE/USDTとなっている。

なおRAREの入金については取引の準備の為に既に可能となっており、引き出しについては10月12日6:00より開始される。なお、現在RAREはユニスワップ(Uniswap)やスシスワップ(SushiSwap)、ゼロエックスプロトコル(0x Protocol)、1インチ(1inch Exchange)などの分散型取引所(DEX)で取引が行われている。

RAREの用途

現在SuperRareは「The SuperRare DAO」を創設しており、そのメンバーはRAREの保有者で構成されている。サイトによれば、「The SuperRare DAO」の目的は、デジタルネイティブな世代のために、芸術と文化の未来を定義していくこととのことだ。

そして「SuperRare DAO」のメンバーになると、プラットフォームを管理したり、マーケットプレイスのパラメーターをコントロールしたりできるようだ。 また「SuperRare」は「SuperRare2.0」構想を掲げており、8月に新たに「SuperRare Spaces」と呼ばれるアートギャラリーのような仕組みを取り入れるとのことも発表した。

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。