エルサルバドル、ビットコイン利益で動物病院設立へ

エルサルバドル、ビットコイン利益で動物病院設立へ

エルサルバドル政府が、ビットコインの運用で得た400万ドルの利益の一部を動物病院の設立に投資することが分かった。エルサルバドルのナイブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領が9日に発表した。

エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領(ロイター)

ビットコインは、エルサルバドルで法定通貨として認可された後、9月9日にその価値のほぼ10%を失った。しかし、この1週間で30%以上も急騰し、5月以来の高値を記録している。

議会が8月に認可したビットコイン・トラスト(ビットコイン信託)の残高は1億5,000万ドルだが、現在は400万ドルの「余剰金」があるとブケレ大統領は言う。

ブケレ大統領は「だから私たちは、そのお金の一部をこれに投資することにしました:私たちのペットのための動物病院です」とツイート。

ブケレ大統領、この動物病院で基本的な治療や救急治療、リハビリテーションなどのサービスを提供すると、その構想について詳細をツイートしている。

 

Reporting by Nelson Renteria; Writing by Stefanie Eschenbacher; Editing by William Mallard
翻訳:設楽悠介(あたらしい経済)
※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。 
Top images:Reuters

この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長 幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で電子書籍事業や新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。福岡県飯塚市新産業創出産学官連携協議会委員。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてweb3専門番組「EXODUS」や「あたらしい経済ニュース、ビジネス系番組「二番経営」等を配信中。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。