ももクロがNFTトレカ「10周年記念東京ドーム LIVE」を販売へ
人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」がNFTを販売することが分かった。
ももクロ・メモリアルNFTトレーディングカード第一弾として、「10周年記念東京ドーム LIVE」のNFTトレカが2,288パック限定で10月4日12時に販売される予定だ。
このメモリアルNFTトレカは、ももクロの10周年記念東京ドームライブの名シーンが散りばめられたトランプモチーフの全52種類(+α)で、1パックにNFTトレカが10枚入っている仕様だ。
なおこのNFT販売のマーケットプレイスはOpenSea(イーサリアムでの決済に対応)とPassMarket(クレジットカードとPayPayでの決済に対応)と発表されている。
また「当たりのパック」を引き当てた購入者には「メンバー直筆イラスト色紙」のピースがプレゼントされるとのこと(当選者は10月18日(月)にサイトにて公開される)。
そして特別インセンティブとして、カードを22枚以上集めた購入者には限定NFT「JOKER」がプレゼントされるとのこと。また第二弾以降のNFTも予定されているようで詳細は今後発表されるようだ。
「あたらしい経済」編集部は、ももクロNFTプロジェクトの担当者へ取材を行った。
ーPassMarketでNFTを買った場合、 オフチェーンになるのでしょうか?
付与自体は「LINE BITMAX Wallet」にて行われるため、「LINE Blockchain」上でNFTが発行されます。
ーまたどのようにOpenSeaと使い分けされているのでしょうか ?
これを機にOpenSeaや仮想通貨に触れてもらえたら嬉しいですが、 そこにはまだ抵抗や不安感がある方にも手に入れていただけるように「PassMarket」 を活用させていただく形になりました。
ーももクロのNFTには、どんな利用用途が想定されていますか?
基本的には集めて楽しんだり、 ファン同士でGETしたものや隠し要素についての盛り上がってい ただけると良いなと思っています。
また、 被りや推し以外のNFTを実際に出品して他の人に購入されるという、 自分の所有するデジタルデータに価値がついているという流れも今までになかった体験として提供できるかなと思います。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」は代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。
NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには注意が必要だ。