LINEのNFTマーケットプレイス、二次流通機能が本格開始

LINEがNFTの二次流通開始

LINEが提供するNFTマーケットプレイス「NFTマーケットβ」で、NFTの二次流通が本格開始したことが9月17日分かった。これまでもオープン記念のLINE BLOCKCHAIN限定NFTは二次流通できていたが、その他のIPのものも可能になったようだ。

また「NFTマーケットβ」で、IPホルダーやクリエイターが発行したNFTアイテムに、コンテンツ料を設定することも可能となったようだ。これにより発行したNFTが「NFTマーケットβ」でのユーザー間で売買される度に、発行元のユーザーは永続的に収益の一部を受けられるとのこと。

なおNFTマーケットの出品アイテムをサービスごとにまとめて見られる機能追加も行われとのことだ。

現在マーケット画面を確認したところ、前述の限定NFTに加え、LINEで応募主催のキャンペーンとして付与された「BROWN&FRIENDデジタルトレカ」NFTが流通している。 なおLINEに関連しない、他のIPのNFTは現時点では発行、出品はまだのようだ。

「NFTマーケットβ」はLINEのデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」にて、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を基盤としたNFTアイテムの取引ができるマーケットプレイスだ。決済に利用できる暗号資産はLINEの独自暗号資産「LINK」となっている。開発はLINEの暗号資産(仮想通貨)事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社が行った。

また「NFTマーケットβ」提供開始の際には、正式版「NFTマーケット」のリリースは「今夏」になるとしていたが、今回の発表で「より機能を充実させた形で年内に提供を開始する予定」と改めて発表されている。

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参考:LINE
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Molnia

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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