コインチェック、IOST保有者へのDONエアドロップ非対応を発表

コインチェック、DONエアドロップ非対応を発表

国内暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックが、同社が取り扱う暗号資産IOSTに関して、9月下旬に実施予定の「Donnie Finance」によるDONエアドロップに対応しないことを17日発表した。

今回対応しない理由として「現時点においてDONの流動性および技術的安全性等が当社の定める基準を満たしていることが確認できていないため、当社は本エアドロップに参加しない方針」とコインチェックは公式ブログで発表している。

「Donnie Finance」は韓国拠点のプロジェクトで、IOSTのブロックチェーン上に構築された分散型金融(DeFi)プラットフォーム。DONは「Donnie Finance」のプラットフォームで使用されるガバナンストークンだ。今回コインチェックが対応しないことを発表したエアドロップ「Summer Airdrop」では、9月30日午前8時(UTC)のIOST保有量のスナップショットに準じ、DON総供給量の5%が対象者に支払われる予定になっている。

なお「Donnie Finance」がエアドロップを実施するのは今回2回目で、前回の今年2月に実施の際もコインチェックは非対応を発表していた。また日本国内でIOSTを10日より開始したばかりのオーケーコイン・ジャパン(OKCoinJapan)は、本件の対応について現時点では発表していない。

デザイン:一本寿和
image:iStcok:Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長 幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で電子書籍事業や新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。福岡県飯塚市新産業創出産学官連携協議会委員。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてweb3専門番組「EXODUS」や「あたらしい経済ニュース、ビジネス系番組「二番経営」等を配信中。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。

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