パレットトークン(PLT)、コインチェックでレンディング可能に。また公式ウォレットでのステーキングも開始

パレットトークンがコインチェックの貸仮想通貨サービスで取り扱い

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが、「Coincheck貸仮想通貨サービス」でパレットトークン(PLT)の取り扱いを9月16日開始した。

このサービスはユーザーが自身の保有している暗号資産をコインチェックに貸し出すことで貸借料が受け取れるレンディングサービスだ。期間満了後、暗号資産の返却とともに貸付量に応じた利用料を得られる。 現在「Coincheck貸仮想通貨サービス」ではコインチェックの「販売所」で取り扱う全ての暗号資産が対応している。

発表によると、このサービスでのPLT対象プランは、14日間(年率1.0%)30日間(年率2.0%)90日間(年率3.0%)180日間(年率4.0%)365日間(年率5.0%)となっている。

パレットトークンは株式会社Hashpalette(ハッシュパレット)がコインチェックの「Coincheck IEO」を利用して発行し、日本初のIEO事例となったトークンだ。

なおパレットトークン(PLT)でインカムゲインを得る方法としては、今回のレンディングの他、ステーキングという選択肢もある。

ステーキングとは、対象となる暗号資産を保有したユーザーが、ブロックチェーンのネットワークにそのトークンを預け入れてネットワークに貢献することで、対価としてトークンの報酬が得られる仕組みのことだ。

パレットトークン(PLT)の公式ウォレット「PLTウォレット」では、9月14日よりPLTのステーキング機能追加がされた。「PLTウォレット」でのステーキングは、最低数量の制限はなく、1PLTからステーキングが可能だ。

またステーキングのリワード率(利率)についてPLT発行元の株式会社Hashpalette(ハッシュパレット)代表取締役 吉田世博氏はTwitterで

「リワード率は常に変動します。ステーキングされる量が増えるとリワード率は下がり、減るとリワード率は上がる設計となります。最初の年については、流通量の大部分がステーキングされた状態でもリワード率が10%以上になるように設計しております」

と説明している。

なお定期的にリワード率の報告は行われるとのことだ。

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参考:コインチェック
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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