コインベースが15億ドル分の社債発行を計画

コインベースが15億ドル分の社債発行を計画

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、製品開発およびM&Aなどを目的として15億ドル(約1,650億円)分の社債を発行する意向であることを9月13日に発表した。

発表によると、債券の形式は2028年および2031年満期のシニア債(支払いの優先順位が高い債券)であり、募集形態は適格投資家などを対象とした私募となっている。

コインベースは今回の社債発行によって得られる資金の使い道を「製品開発への継続的な投資や、コインベースが将来的に必要とする可能性のある他の企業、製品、技術への投資や買収を含む、一般的な企業目的に使用する予定である」と説明している。

コインベースは今年5月にも12億5,000万ドル(約1,364億円)分の社債発行に向けて私募を行う予定であることを発表している。しかし、この私募についてのその後の情報は公表されていない。

関連ニュース

コインベース、約1,364億円の新株予約権付転換社債の私募発行を発表

コインベースの暗号資産貸付サービス、米SECが提訴の可能性

参考:Coinbase
デザイン:一本寿和
images:iStocks/AndreyPopov

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部 一橋大学2年生 真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告