BCリーグ初、埼玉武蔵ヒートベアーズがFiNANCiEでクラブトークン発行

埼玉武蔵ヒートベアーズがFiNANCiEでクラブトークン発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」で、プロ野球独立リーグ・BC(ベースボール・チャレンジ)リーグに所属する「埼玉武蔵ヒートベアーズ」のクラブトークン新規発行と販売開始が9月6日に発表された。

BCリーグ所属の球団がクラブトークンを発行するのは初の事例となる。

「埼玉武蔵ヒートベアーズ」は埼玉県熊谷市を拠点とする球団で、2015年にプロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)に正式加盟している。これまでに7名の選手がプロ野球ドラフト会議で指名されているとのことだ。

今回発行のクラブトークンは「ベアーズトークン」としてFiNANCiE上で発行され、販売売上は主に「埼玉武蔵ヒートベアーズ」のクラブ強化・運営費用に利用されるとのこと。 また「ベアーズトークン」購入者は特典として、クラブの投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。

投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや、保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。

「埼玉武蔵ヒートベアーズ」のファンディング実施期間は9月6日13:00~10月20日21:00の予定となっている。

FiNANCiEは国内プロスポーツチームを中心にファントークン発行の支援を行っている企業だ。

球団ではプロ野球独立リーグ「九州アジアリーグ」への加盟を申請中で、実業家である堀江貴文氏が今年5月に創立をした「福岡北九州フェニックス」がファントークン発行を行っている。またJリーグ所属のアビスパ福岡、ベルマーレ湘南やバスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズ、卓球プロチーム琉球アスティーダなど多くのプロスポーツチームがFiNANCiEでトークン発行を行っている。

なお株式会社gumi創業者で「FiNANCiE」のファウンダーでもある國光宏尚氏が株式会社フィナンシェの代表取締役CEOに8月より就任し、新体制にて経営がスタートしている。

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参考:温泉道場

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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