1SEC、ファンコミュニティサービス「PEEEPS(ピープス)」β版提供開始

1SEC、ファンコミュニティサービス「PEEEPS」β版提供開始

株式会社1SEC(ワンセック)が、NFTなどのブロックチェーン技術を活用したファンコミュニティサービス「PEEEPS(ピープス)」のβ版の提供開始を9月3日に発表した。

「PEEEPS」では誰でも自分のファンコミュニティ運営ができる、オンラインイベント、グッズ販売、広告などの従来のコミュニティサービスの機能に加え、 NFTを利用したイラスト、音楽、チケットなどのデジタルコンテンツの提供ができるとのこと。

NFT制作に関しては1SECからの企画サポートも受けられるようだ。 さらにファントークンを利用したコミュニティの運営支援機能も計画されており、今後の開発で事業者がファントークン保有者にトークン保有量などに応じてイベントの開催などができるようになるとのこと。

なお「PEEEPS」の初期費用は0円で、月額費用は売上金額のレベニューシェアとのこと。その詳細については応相談となっており、詳細は公式サイトからの問い合わせが必要となる。

1SECは、3Dテクノロジー技術とAIを駆使したバーチャル・ヒューマンの企画・開発を行う企業だが、最近はNFTに関しての取り組みも多い。

3DCGを軸にしたデジタルファッションレーベル「1Block」において、ブロックチェーン技術を基盤としたバーチャルランド型プラットフォーム「1Block LAND」の開発を行なっている。また日本初のNFTバーチャルスニーカー「AIR SMOKE 1™」を今年4月に発売し、5ETH(当時価格約140万円)で販売した実績を持つ。

最近は雑誌「NYLON JAPAN」とコラボしたNFTバーチャルスニーカーのオークションも実施している。

また今年4月に1SECは、ブロックチェーンゲームやNFTサービスの開発を行うCryptoGames(クリプトゲームス)株式会社と業務提携を行っており、CryptoGamesが提供するNFTショップ構築システム「NFTStudio OEM」を用いて、1SECのデジタルファッションレーベル「1Block」内でのNFTショップの構築〜販売サポートまで一貫して支援するとしていた。

なお「あたらしい経済」がCryptoGamesのCEOである小澤孝太氏に確認したところ、今回の「PEEEPS」は「NFTStudio OEM」は利用されておらず、1SEC独自の取り組みとなるとのことだ。

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【取材追記】1SECがdouble jump. tokyoとエンタメ分野におけるNFTコンテンツ開発での協業(1SEC代表取締役 宮地洋州)

参考:PEEEPS
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vwhyframestudio・artacet

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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