ツイッター、ビットコイン投げ銭機能をテストか

ツイッター、ビットコイン投げ銭機能をテストか

ツイッター(Twitter)社がビットコインの投げ銭機能をツイッターの最新ベータ版で提供中だという情報が、掲示板サイト「MacRumors」に投稿された。情報を投稿したのはライターのスティーブ・モーザー(Steve Moser)氏だ。

「MacRumors」に投稿された内容によると、ベータ版を利用しているユーザーはビットコインで少額決済が可能なライトニング・ネットワークについてと、カストディアル・ビットコイン・ウォレットとノンカストディアル・ビットコイン・ウォレットについてのチュートリアルを受けるとのこと。

また利用にはストライク(Strike)のアカウントが必要であることが説明されているようだ。 またビットコイン投げ銭以外の機能として、現在の「いいね!」ボタンを長押しすることで “Cheer”、 “Haha”、 “Hmm”、 “Like、”Sad”など複数のリアクションができる機能もテストされているとのこと。

なおこの情報に対して、ツイッターのプロダクトリードであるカイヴォン・ベイクプール(Kayvon Beykpour)氏は、ライトニングネットワークを想像させるイナズマの絵文字と、矢印と「SOON」の絵文字を引用リツイート。ツイッターのライトニングネットワーク対応がもうすぐだということを匂わせている。

ツイッター社CEOであるジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏は「インターネットのネイティブ通貨であるビットコインは、ツイッターの今後に重要な影響を与える」という見解を先月の2021年Q2(4月から6月)の収益報告会で伝えていた。そこではツイッター社の株主も、ビットコインなどの領域に目を向けて積極的に投資を続けることは非常に重要だと述べていた。

今回の情報は掲示板へのリークのため、これらの機能が実装されるかは定かではないが、上記のジャック氏の発言からもツイッター社が積極的にビットコイン関連機能に取り組んでいる可能性は高いのではないだろうか。

参考:MacRumorsカイヴォン・ベイクプール氏
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Urupong・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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