米コインベースプロでDDX、YFII、RAD上場
米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)にて新たに暗号資産デリバダオ:DerivaDAO(DDX)、ディーエフアイドットマネー:DFI.money(YFII)、ラディクル:Radicle(RAD:ラッド)以上3銘柄の上場を9月1日発表した。
Inbound transfers for DDX, YFII & RAD are now available in the regions where trading is supported. Traders cannot place orders and no orders will be filled. Trading will begin on or after 9AM PT on Wednesday September 1, if liquidity conditions are met. https://t.co/dwYWCKHnD9
— Coinbase Pro (@CoinbasePro) August 31, 2021
なおコインベースプロでは、8月26日にも暗号資産コティ:COTI(COTI)の上場を発表をしており新規銘柄の上場は2週連続となる。
リリースによると各銘柄の取り扱いは流動性条件が満たされ次第、9月1日の午前9:00(太平洋標準時)以降になるとのことだ。
また各銘柄のサポートについては、コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと。
各取引ペアについては、DDX-USD、DDX-EUR、DDX-USDT、YFII-USD、YFII-USDT、RAD-USD、RAD-EUR、RAD-GBP、RAD-BTC、RAD-USDTとなっている。
DerivaDAO(DDX)は、デリバティブ契約の分散型取引所(DEX)であるDerivaDEXを強化するイーサリアムトークンだ。DDXトークンを使用すると、ユーザーは取引所のガバナンスと運用に参加できるとのこと。
DFI.money(YFII)はDFI.Moneyプラットフォームを管理するイーサリアムトークンだ。DFI.MoneyプラットフォームはレンディングプロトコルであるYearn.financeからフォークしている。
Radicle(RAD)は、「ソフトウェアコラボレーションのためのオープンソースでコミュニティ主導の自立したネットワーク」と自称するプロジェクト。イーサリアムトークンでもあるRADはRadicleのガバナンストークンであり、Radicleスマートコントラクトとやり取りする際の料金を削減またはゼロにできるとのこと。
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参考:コインベースプロ
デザイン:一本寿和
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