ブロックチェーンコンテンツ協会がJBAに合流、部会として活動へ

ブロックチェーンコンテンツ協会がJBAに合流、部会として活動へ

一般社団法人ブロックチェーンコンテンツ協会(BCA)が一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)に合流することを8月19日に発表した。合流の目的は、国内事業者の国際競争力強化のための環境整備やガイドライン整備をいっそう推進するためとのことだ。

ブロックチェーンコンテンツ協会はNFTに関する適切な環境作りを加速させるために合流の道を選んだとのことで、今年の秋頃に合流し、JBAブロックチェーンコンテンツ部会(仮称)として活動していくとのことだ。

ブロックチェーンコンテンツ協会の会員数は13社あり、正会員はアクセルマーク株式会社、Dapper Labs、株式会社gumi、株式会社スマートアプリ、double jump.tokyo株式会社 、株式会社HashKey DX 、株式会社フィナンシェとなっている。

ブロックチェーンコンテンツ協会の主な活動は、ガイドライン策定やNon Fungible Tokyoなどのカンファレンス開催であった。ガイドラインは、ブロックチェーンコンテンツ業界の健全な発展に必須である消費者保護の実現などを図るために、事業者自らを律するため守るべき基準を掲載したものとなっている。ガイドラインは随時アップデートされていて、2020年3月24日と2020年12月25日の2回に分けて公布されていた。

一般社団法人ブロックチェーンコンテンツ協会 代表理事 国光宏尚氏は次のようにコメントしている。

「ブロックチェーンコンテンツ協会は2018年からNFT、dappsの振興を支援するために活動をおこなって参りました。現在、国内、海外でNFT領域で事業を営む15社が加盟しています。この度JBAに合流することで、より広範囲な支援を加盟企業の皆さまに行える体制を構築し、この業界の発展に貢献していけることができればと思います。 NFT is Now!」

一般社団法人日本ブロックチェーン協会 代表理事 加納裕三氏は次のようにコメントしている。

「NFT領域で活躍されている会員企業の多いBCAが、JBAに参画いただくことで、NFTに関わる活動の幅が一気に広がるも のと確信しております。また国内のみならず海外のNFT関連の有益な情報を得る機会が増え、会員企業にとっても知見が広がるなどメリットは非常に大きいと感じています。引き続き、会員企業の皆様、業界のさらなる発展に貢献できるよう尽力してまいります。」

デザイン:一本寿和
images:iStocks/Rawpixel

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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