ピーターティールらからシリーズCで約290億円調達、オーストリア暗号資産取引ビットパンダ

ピーターティールらからシリーズCで約290億円調達、オーストリア暗号資産取引ビットパンダ

オーストリアの暗号資産取引プラットフォーム提供のビットパンダ(Bitpanda)がシリーズCラウンドで約290億円(2億6,300万ドル)の資金調達を実施したことを8月17日に発表した。ビットパンダの企業評価額は約4,450億円(41億ドル)となり、3月時点の約1,300億円(12億ドル)の3倍以上となった。

ビットパンダの創業は2014年。現在のユーザー数は300万人以上で、暗号資産取引、積み立てサービス、Visaデビッドカードなどのサービスを提供している。

シリーズCラウンドは、ピーター・ティール率いるVCValar VenturesがリードしAlan Howard、REDO Ventures、既存の投資家のLeadBlock Partners、Jump Capitalが参加した。

調達した資金は、会社の規模拡大に向けて採用強化と海外オフィスの新設に利用していく予定のようだ。

参考:ビットパンダ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【4/11話題】トランプ大統領がDeFi課税ルールを撤回、金融庁が暗号資産を2類型にする規制提案など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

OKXとStandard Charteredが暗号資産担保プログラム開始、Franklin Templetonが1号ファンドに

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、スタンダードチャータード(Standard Chartered)銀行と共同で、暗号資産およびトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)をオフエクスチェンジ(取引所外)の担保として活用できる「担保ミラーリングプログラム(Collateral mirroring programme)」の開始を4月10日に発表した